輸入住宅マスター「正しい輸入住宅の造り方365語録」№4(能力の高い設計士の見分け方2)
「なんちゃって輸入住宅だけは造りたくない」と言われるユーザーが増えている中で、残念ながら99.9%の一級建築士は正式な様式に基づいた設計図を描くことが出来ない。
正直、ユーザー側から0.1%の優秀な設計士を見つけ出すことは先ず不可能だと思う。
唯一、その実力を見分けることが出来るとしたら、過去の実績とその専門分野においてどれだけ深く探求(勉強)しているかを見てみるとその方の実力が解る。
輸入住宅の場合、もうひとつ極めてシンプルな見極め方がある。もし、ディズニーランドにそのまま移築しても街並みに溶け込むことが出来れば間違いないと言える。
2008/10/29

輸入住宅マスター「正しい輸入住宅の造り方365語録」№3(会社選びの判断基準)
業者選びの際の判断基準にもうひとつ付け加えた方がいいことがある。それは、重大なクレームの発生割合である。重大なクレームになりやすい住宅の施工棟数が多ければ多いほど、会社の運営自体に支障をきたす恐れがある。クレームになりやすい家については、この日記の「JIO日本住宅保証検査機構の雨漏れ報告」を参照して頂きたい。
2008/10/29

輸入住宅マスター「正しい輸入住宅の造り方365語録」№2 (能力の高い設計士の見分け方)
一般的な設計士は、お施主の要望書通りの家を設計する。
能力の高い設計士は、お施主の絶対条件は満たし、リスクは承知の上でそれ以外の要望は満たさなくても施主の期待以上の図面を描く。
2008/10/20

輸入住宅マスター「正しい輸入住宅の造り方365語録」№1 (輸入住宅の資産価値)
今までお伝えした内容と重複すると思うが、輸入住宅マスター正しい輸入住宅の造り方365語録」と称し、私の経験に基づいて短文で書こうと思う。
輸入住宅マスター「正しい輸入住宅の造り方365語録」№1
⇒輸入住宅は美しいだけでは、資産価値を持続することは出来ない。美しさに耐急性を持たせなければならない。美しいだけの輸入住宅は舞台のセットと同じである。耐急性は目に見えない部分の収まりであり、これを施工力という。施工力は現場監督と職人で決まる。美しさと施工力を兼ね備えてこそ輸入住宅に資産価値が生まれる。
2008/10/19

運動会
先日、町内運動会の子供との競演による障害物競走リレーに参加した。中学生時代陸上を少々やっていた経験から走るのは人様より自信があった。(スタートするまでは・・・)
競技は、スタート⇒ブルーシートを潜り⇒玉入れ⇒はしご潜り⇒缶の3段積み⇒走り縄跳び⇒ゴールで、トラック一周である。
子供から順にスタートし、それぞれのチームが大人にタスキを受け取り始めると、転倒者続出!その姿を見ながら、私は「何で転ぶのだろうと?」と不思議に思った。
いよいよ私の番となり、タスキを受け取り猛ダッシュ!トラックを半周した頃だろうか、喉はカラカラ、懸命に走っているつもりだが「明らかに遅い・・・」
子供の同級生の女の子から「まさちえ君のお父さん~頑張って~」と応援があったが、手を振る余裕が無い。
缶の3段積みを終え、最後の走り縄跳び。これは想像を絶する程強烈だった。そして、どうして最後の種目が走り縄跳びかの理由が解った。足が上がらないのである。竹馬の様に伸びたままで膝が曲がらない。(大人の皆さん一様の感想)心臓が飛び出しそうになったが、必死にゴールを目指した。できるだけ、縄を飛ばないで済む様に大股で飛んだ様に見せ掛けながら、ゴール!
年齢と共にとはこういうことなのかかぁ~。としみじみ感じた一日だった。
2008/10/18

見学会を終えて
お施主様にご協力頂いた見学会は、お陰さまで大盛況に終わった。
弊社からお願いすることも無く、お施主様ご自身に一日中見学会のお手伝いをして頂き、心より感謝。
完成した家を見て、あらためて「この家なら必ず、万が一の時には高値で売れる」という確信を持った。正直、私自身買い取りたい。
家づくりには、デザイン・耐震性・断熱性能・防犯性・子供の入学に合わせて・・など様々な要素があるが、最終目的はたったひとつ。「人生最大の悦びであるこころの豊かさを得る為」だと思う。
万が一など考えたくはないが、万が一の時の不安要素が軽減されれば、人生にも選択の巾が広がる。家族を守り、人生をリセットできる。
見学会場では、お客様同士で楽しそうに話されている光景が多数あり、新たなコミュニティーの誕生を嬉しく思う。
自慢話になってしまうが、弊社のお客様のマインドレベルは極めて高い。
弊社の最大の特徴だと言える。
2008/10/06

JIO日本住宅保証検査機構の雨漏れ報告
JIOの講師を招いて、職人さんも参加しての社内研修会をおこなった。
今回は、「外壁の雨漏れ」を防ぐ施工方法及び実際に問題となった現場の写真事例の紹介をして頂いた。
講師をして頂いた方は、検査員でもあり、数多くのクレームを実際の現場で体験されていた。その結果、雨漏れする家の特徴は、「軒の出の少ない塗り壁の家」だという
特に、数年前まで当たり前の様に施工されてきた「通気工法」を施されていない家がワーストワンという。
外壁がモルタルの為、どうしても目に見えない細かなひび割れが生じている。更に、軒の出が少ない為、雨水が外壁を伝わりやすくなり、そのひび割れから壁体内に浸透してしまうのである。通気工法ではない場合、外壁下の防水紙も常に濡れた状態を伴うと防水機能は無くなる。
以前、この日記でも少し触れたが、通気工法を施した塗り壁の家も施されていない家も、外観を見ただけでは全く変わらない。私同様、技術者の多くがこの方法に疑問を感じたに違いないと思う。しかし、残念なことにユーザーに対し魅力的な価格で提供できるという理由から「通気工法なし」の塗り壁の家が大量に造られてしまった経緯がある。
おそらく、この様なことまで見抜けるユーザーはいないだろう。
特に輸入住宅の場合、装飾が多いので、目に見えない部分の技術者のこだわりと会社のモラルが問われる。
2008/10/06

大手外装メーカー技術者の訪問
本日、サイディング大手の「ニチハ」さんの商品開発チームの皆様が弊社をご訪問された。
弊社を選ばれた理由を尋ねると、本格的な北米住宅の外観デザインを用いた建物が殆ど無く、弊社が唯一該当したらしい。
開発担当者曰く、サイディングのカタログに掲載する場合でも、モデルとなる家のデザインが悪いと、売れ行きが極めて悪いらしい。
以前、この日記でもお伝えしたが、同じ建材を使用しても建物の外観デザイン(設計)が悪ければ建物そのもの価値は大幅に下落する。住まわれるお客様の将来の為にも家の価値が持続する為に、つくり手である我々は、いつもでも美しさを持続するデザインにこだわる義務がある。
ニチハの商品開発チームの皆様とのひとこま
2008/10/02

「私は幸せですか?」
昨夜、東海テレビで知覧特攻隊の奉仕をしていた「なでしこ隊」のドキュメンタリードラマを見た。特攻隊員は人間の神とされ、笑顔で出撃していったと美化されていたが、実はそうではなかった。
結婚式直前に出撃命令をされた穴沢少佐が婚約者に残した遺書には、「自分のことは忘れて、幸せになって欲しい」と綴りながらも、最後は「会いたい、話したい」と、どうしても抑えきれない感情がひしひしと伝わってくる。想像を絶する壮絶な死生観の葛藤があったに違いない。翌日穴沢少佐は、婚約者である智恵子さんのマフラーを巻き、南の海に消えていった。
戦後63年、婚約者だった智恵子さんは、独り穴沢少佐慰霊と遺品の吸殻と共に暮らし続けている。智恵子さんは言った。
「鏡を見ると、しわくちゃのおばあちゃんだけど、穴沢さんの慰霊の前に立つと、若き日に穴沢さんに会ったあの時の私に戻ります」「穴沢さんが身につけていた遺品はこれしか無いのです」と、大事そうに小さな木の箱に入った吸殻を見せてくれた。
このドキュメンタリーを製作中に発見しただろうと思われるが、穴沢少佐の実家に保存されていた穴沢少佐の遺品である軍服と智恵子さんが再会するシーンがあった。
智恵子さんは丁寧に手に取ると、思わず軍服を顔に押し付け、感極まり、号泣された。
戦後63年、智恵子さんの緊張の糸が切れた瞬間の様だった。
63年、穴沢少佐を愛する相変わらぬ想いに強く心打たれた。
知覧は私も何度も訪れたことがあり、自分が考えさせられた場所として社内旅行でも訪れた。
私もそうだが、人は誰でも相対するものが無ければ、自分が幸福なのか不幸なのかまでも解らなくなる。特攻隊員の心情と比べたらあまりにも小さなことで悩んでいる自分が居る。
私が時々、知覧を訪れるのはその様な理由からである。
2008/09/22

超長期保証のからくり
某大手住宅メーカーで2世帯住宅を建てられた行員の方から聞いた実話である。
築10年を迎え外壁塗装の保障期間が過ぎた為、以後保証を希望される場合は、弊社での塗り替えが必要となります。というお知らせがあったという。
見積りをしてもらうと、330万!! 「他社の施工では今後一切保証の対象外になります」と言われ、仕方なく依頼されたという。その後も陸屋根(フラットな屋根)の防水の保障が切れ、再防水工事に200万。屋根の防水も外壁塗装同様の理由からだという。
確かに他社が施工したものが保証対象外になるということは理解出来る。しかし、金額の高さに驚く。外壁塗装に関しては、通常価格の大凡2.5倍。防水価格は、大凡2倍の価格であり、常識を遥かに超えた価格である。
これだけの利益率があれば、30年間無料点検、50年無料点検も当然である。ある意味、ユーザーの弱みに付け込め、ライバルが全く居ないこのビジネスは究極のビジネスモデルといえる。しかし、「信頼」ということになると、良好な関係は築けなくなるだろう。我々地域工務店にはとても出来ない。
一見、「安心」と思われる超長期保証は上記の様なからくりがある。
2008/09/19




